2018.8.25.SAT-9.3.MON

第14回まつしろ現代美術フェスティバル - 泉水路 -

The 14th Matsushiro Contemporary Art Festival - Spring Waterway -

概要 | About

「まつしろ現代美術フェスティバル」の始まりは、2002年に開催された韓国と日本の共同開催によって行われたワールドカップを機に、公開講座として信州大学教授の木村仁が開催した「現代美術ワークショップ」が発端となっています。このワークショップは、副タイトルを「場所の美術」と称し、いわゆるサイトスペシフィックな、ある場所が持つ歴史性や周辺の人々の記憶などを美術の世界で取り上げてゆく試みであり、13年間に渡って開催されています。

泉水路

泉水路とは個人宅の庭の池から隣接するお宅の庭の池に直接水路がつながっていて水が流れ込んでいる水路のことを言います。江戸時代から伝わる松代の歴史遺産です。松代の城下町の歴史遺産の美しい空間と現代アートがこの豊かな水のようにつながりあう文化のように表現します。

信濃の国芸術祭

長野県大町市木崎湖畔で開催される「信濃の国 原始感覚美術祭」と「まつしろ現代美術フェスティバル」の2つを連携させ「信濃の国芸術祭」として開催します。大町の森と湖の美術祭と松代の城下町の美術フェスティバルという信濃の国の特徴を表現した芸術祭を連携して開催することで、信濃の国の新しい文化を創造していきます。「信濃の国 原始感覚美術祭2018.水のハレとケ」は2018年8月31日-9月2日開催予定。 ⇒信濃の国 原始感覚美術祭HP

アーティスト | Artist

淺井真至、木村仁、黒田将行、ザイ・クーニン(シンガポール)、齋藤徹、佐藤啓、SU-EN(スウェーデン)+柿崎順一、杉原信幸、中村明、中村綾花、仁科正史、蓮沼昌宏、ハ・ジョンナム(韓国)、森妙子

イベント | Event

8月25日[土]オープニングパフォーマンス&お茶会

12:30
「ハ・ジョンナムの、髪を切ってください」
 ハ・ジョンナムによる参加型パフォーマンス

14:00
「羽根茶会」

  • 時間  14:00−
  • 会場  寺町商家・仏之間
  • 参加費 300円オリジナルお菓子付

19:00
"IKI-faith"  Performance Installation  SU-EN(スウェーデン) + 柿崎順一

SU-EN(スウェーデン)
スウェーデンの振付師、舞踏家であるスエンは、芸術活動において身体と世界の様々な問題を追求しています。日本の舞踏に根差し、概念芸術とパフォーマンスアートの影響を受け、現代の身体の緊急かつ極端な状況を探求する方向に向けられています。

柿崎順一
1971年 長野生まれ。基礎造形と園芸学を学び、花や木などの植物や土や石など自然素材を主材または主題にランドアート・環境アート・メディアアートなどの作品を制作、写真・ビデオ等を媒体に発表している。主な個展に2007年「NEW LIFE - Quickening from the Cradle」東京 スウェーデン大使館、2017年「TREE」札幌芸術の森美術館、グループ展に2007年 「感情の強盗」横浜 BankART、2014年「Ikabana and Contemporary Plant Art」スウェーデン ウプサラ植物園など。

  • 時間  19:00−
  • 会場  寺町商家・質蔵
  • 参加費 投げ銭
  • 花助手  佐藤武彦
  • 舞踏助手  リチャード・ハート、宮川理恵子
  • facebookイベントページ

20:00
原始感覚獅子舞

  • 時間  20:00−
  • 会場  寺町商家・質蔵
  • 参加費 投げ銭

9月3日[月] クロージングイベント

13:30
 「松代の泉水・泉水路」シンポジウム
 ー松代の歴史的遺産・文化的景観保全を考えるー

  • 第1部
  • 講演
  • 「文化庁による重要文化的景観地区指定事例紹介」
  • 永井ふみ氏(文化庁記念物課文化財文部科学技官)
  • 「全国から見た松代の泉水・泉水路の貴重性」
  • 佐々木邦博氏(信州大学農学部教授) 
  • 第2部
  • シンポジウム
  • 司会 梅干野成央氏(信州大学工学部准教授)
  • パネラー 永井ふみ氏・佐々木邦博氏・福川裕一氏
  • 時間 13:30−16:30
  • 会場 サンホールマツシロ・大会議室
  • 共催 第41回全国町並ゼミ長野・善光寺大会実行委員会
  • 松代地区住民自治協議会歴史文化とまちづくり部会
  • 参加費 無料(※参加希望者は当日直接会場へお越しください)

18:00
齋藤徹+ザイ・クーニン「まつしろの地霊に捧ぐ」

ザイ・クーニン(シンガポール)
1964年シンガポール生まれ。彫刻やインスタレーション、パフォーマンスなど様々なメディアで制作。1986年からは音楽家としても活動する。主なグループ展に、2005年第3回福岡アジア美術トリエンナ一レ 、2011年シンガポール・ビエンナ一レ、ヴェネツィアビエンナ一レ2017 シンガポール館など

齋藤徹(コントラバス)
1994年アヴィニオンの国際コントラバス祭に招かれ、ミッシェル・ドネダ、バール・フィリップスらと演奏を展開。神奈川フィルの委嘱で2つの二重協奏曲を作曲、演奏。世界各国でのコントラバス祭に招待されワークショップや演奏を行う。「信濃の国 原始感覚美術祭2017ーみのくちまつり」にてジャン・サスポータスと共演。

  • 時間  18:00−
  • 会場  寺町商家・質蔵
  • 参加費 投げ銭
  • 協力  ISHIKAWA地域文化企画室

19:30
クロージングパーティー
参加作家との親睦を深める懇親会を行います。

  • 時間  19:30−
  • 会場  松代AIR
  • ※一品持ち寄り

アクセス | Acsess

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